
【派手な緋色のカンザン】
山桜や大島桜などの自生の桜を改良したいわゆる「里桜」のうちのひとつが「八重桜」です。
「ヤエザクラ」には、色々な品種がありますが、一番広く栽培されているのが、この関山(カンザン)です。
「カンザン」は樹勢が強く、花が大きくて、美しいので外国では特に好まれています。 八重桜の中では、一番紅色が強い桜で、それが派手好みの外国人向きなのかも知れません。
「カンザン」は樹勢が強く、花が大きくて、美しいので外国では特に好まれています。 八重桜の中では、一番紅色が強い桜で、それが派手好みの外国人向きなのかも知れません。
「カンザン」は明治期に、江戸の荒川土手から始まったと言われています。 ヤエザクラの中では一番ポピュラーで、ソメイヨシノについで多く植栽されています。
花も大きく、花びらは20~50枚もあります。
春風の花を散らすと見る夢は
覚めても胸のさわぐなりけり 西行
覚めても胸のさわぐなりけり 西行
*多布施川の八重桜を見に行きましたが、あいにく曇りがちの上、
すでに花の時期を過ぎていました。
例年より10日ほど早いです。
黄色い「ウコン桜」や緑の桜「ギョイコウ」ももうウバ桜?でした(^^:)