
「立てば芍薬、座れば牡丹・・歩く姿は百合の花」と美人の形容に使われるユリの花は楚々として実にきれいですね。
「百合」はユリ科の球根草で、日本には山百合、鬼百合、車百合など15種の百合が自生しています。 キリスト教では「白百合」を純潔の象徴として聖母マリアに捧げ、クリスマスや結婚式にはなくてはならない聖花になっています。
今の聖花には日本の鉄砲百合が使われており、日本は聖花の産地といして世界的に有名です。
「百合」はユリ科の球根草で、日本には山百合、鬼百合、車百合など15種の百合が自生しています。 キリスト教では「白百合」を純潔の象徴として聖母マリアに捧げ、クリスマスや結婚式にはなくてはならない聖花になっています。
今の聖花には日本の鉄砲百合が使われており、日本は聖花の産地といして世界的に有名です。
白百合や愁いはいつも新しき 竹久夢二
「カサブランカ」
白百合は日本特産ですが、白いユリで世界的に有名なのは「カサブランカ」ですね。
カサブランカは1970年代にオランダで作られた大柄の純白のユリで、「ユリの女王」として世界的なブームになりました。 結婚式のブーケや贈り物によく用いられます。
↓ (これは純白では無いので園芸種でしょうか)
「ミゼットカサブランカ」
数年前の母の日に息子から送ってきた≪ミゼットカサブランカ≫が今年も咲いてくれました。
カサブランカよりも少し小さくて、花びらにしわしわがあります。
灯ともせば傾く如し瓶(かめ)の百合 佐藤紅緑
「オニユリ」
「オニユリ」は全国どこにでも分布している多年草ですが、もともとは野生種ではありません。球根を食用にし、また花を観賞用にするので人から人へと、次第に広まりました。
オニユリの花は下向きに咲き、花びらの色は鮮やかな橙色ですが、黒い斑点が気味が悪いので鬼百合という名がついたのかもしれません。 ちょっと気の毒ですね。
でも「歩く姿が百合の花」といいますが、オニユリが歩いたら・・どうでしょうか。。
花は咲いても種が実らない鬼百合です。
↓ 「車ユリ」 白山にて
「クルマユリ」は、オニユリによく似ていますが、少し小型で花びらが上に極端にめくれ上がっています。日本アルプスなど高山のお花畑でよく見かけます。
「ウバユリ」 槍ヶ岳登山路
↑ 「ウバユリ」は山中の林の中に咲くユリ科の多年草で、茎の先端に5輪程度の花を横向きに咲かせます。花は大きくは開かず、先端がやや反ったラッパ型になっています。 色は緑色がかった白で、花びらの先端や内側の奥の方に赤褐色の斑点があります。
「黒百合」
ミヤマクロユリ (槍ヶ岳登山路)
「黒百合」は北海道の平地や高山に生育している黒っぽいユリで高さは50センチくらいですが、本州のアルプス地方に見られる「ミヤマクロユリ」は高さが20㌢くらいしかありません。
花期は夏に、茎の先に一個~数個の鐘状の花を斜め下向きにつけています。花びらは6個で暗紫褐色または黒紫色に網目の模様があり、悪臭もするのであまり感じの良い花ではありません。
花期は夏に、茎の先に一個~数個の鐘状の花を斜め下向きにつけています。花びらは6個で暗紫褐色または黒紫色に網目の模様があり、悪臭もするのであまり感じの良い花ではありません。
昔、映画「君の名は」の主題歌に「黒百合の歌」がありました。
♪ 黒百合は 恋の花
愛する人に 捧げれば
二人はいつかは 結びつく
あああ・・あああ・・
この花ニシパに あげようか
あたしはニシパが 大好きさ
愛する人に 捧げれば
二人はいつかは 結びつく
あああ・・あああ・・
この花ニシパに あげようか
あたしはニシパが 大好きさ
*明日はゴルフの予定だが、降雨100%の予報・・・ああああ~